盗られ損

ある地方都市に一人暮らしをしていた時のことです。
アパートから職場まで自転車通勤していたのですが、一度自転車の盗難に遭い、二台目は防犯登録しましたが、また盗まれてしまいました。
治安の良くない場所なのだと諦め、しばらく30分かけて徒歩通勤していました。

数ヶ月して勤務地が変わり、そこを引っ越すことになったのですが、引っ越して半年経ったころ、警察から「自転車が見つかりました」との連絡が。
引っ越し先からそこまでは電車で一時間以上かかるうえ、車も持っていなかった私はどうやって自転車を運んだらいいのか見当もつかず、こちらの事情を話し、「自転車は取りに行けない、処分して欲しい」と申し出たところ、それはできないとのこと。
それから毎日毎日、警察から早く自転車を取りに来い、との催促の電話がかかって来ました。
仕方なく友人に車を出してもらい取りに行こうと決め、警察の方にも「○日に取りに行きます」と告げました。
こんなことなら防犯登録などせず、盗られっぱなしの方がまだましだったと悔しい気持ちになりました。

そして自転車を取りに行く当日の早朝、電話がかかって来ました。
まだ寝ていた私が眠い目をこすって電話に出てみると、また警察!要件は、「本当に今日来ますか?」。
とうとう私はブチ切れて、しつこいんだよ!もう行くもんか!と電話を切ってしまいました。

結局、自転車を車で取りに行ってくれたのは私の両親でした。
その地方警察の方が、なんと私の実家にまで再三電話をしていたらしく、車で三時間もかけて両親が私の自転車を取りに行ってくれたのです。
両親に申し訳ないことをしたと思うのと同時に、臨機応変に立ち回れないお役所仕事の警察にめちゃくちゃ腹が立ちました。
たかが自転車のことで実家にまで連絡とは、呆れてしまいました。

と、言っても一番悪いのは自転車泥棒です。
逮捕もされずのうのうと同じ事を繰り返してるのかな、と思うと本当に腹が立ちます。

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